聲の形を見た
初日に見たので覚えてる限りざっくりした感想を書く。映画のネタバレの他に原作も読んだ前提みたいな感じに書くのでこれらが問題ない人は多分問題無し。あと声優の話と作画の話は特にしない感じで行く。
良かった点
- 基本的には原作通りに進めていて下手にオリジナル展開入れるなどして原作から逸脱するような大きな改変はなかった。原作をどこまでやるかわからなかったけど7巻分を2時間20分で収めるのは難しいのはすでにわかっていたので映画作るシーンや各キャラの内面を表す背景とかがごっそり省かれたけどそこ以外は大体原作通り収めていてすごいという感じだった。
- 耳の聞こえない硝子が体に触れられる以外でどのように周りに誰がいるか気付く演出が上手かった(最初の方で将也が転んだときに鳩が飛んだことでいるのに気付いたところとか周りの人の動きで将也が来てるのに気付くシーンとか)。気配を感じて振り向くみたいなご都合的な感じがあんまりなかったのは細かいなぁと感じた。
- 日常パートや特にシリアスを必要としない場面(永束と友達になり絡むシーンなど)は動きをつけることで原作よりいい感じだった。そこは山田監督の得意分野なんだろうなという風に落ち着いた。
悪かった点
- 原作を読んでいたので大体問題なく見れたけど未読だとちょいちょい端折られてる部分で違和感感じるのかなという箇所がいくつかあった。(結絃がなぜ公園で寝ていたのかとか)あとキャラの背景をカットしたので特に川井とか真柴が何を考えているのかよく分からない感じになってた。そこは映画だけでは尺的に厳しいので原作買って補完してくれという感じに解釈した。
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
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上の方で良い悪いでとりあえず分けてあげてみたけど見終わった直後だとどう評価すればいいのか難しいという感じだった。ちゃんと原作通りだし終わり方も将也がちゃんとみんなの顔を見れるようになって良かったねという感じなんだけどそこで終わりなのでまぁいい作品でしたね以上の感想が浮かばない。見終わったあとは原作を1度も読まずに見た時と全巻見たあとでどう評価が変わるのかとかめっちゃ気になった。一緒に観に行った未読の後輩は普通に良かったですとのこと。とりあえず周りの感想が聞きたいのでみんな見たら感想書いてくれという感じです。